発達教育課程初等連携教育専修


藤森 裕治教授
専門領域
- 国語科教育学
- 幼児教育学
- 日本民俗学
自己紹介
信州出身です。高等学校の国語教師から出発し、国立大学の教育学部で小?中?高等学校教員の養成に携わった後、本学に参りました。社会的活動としては、Eテレ高校講座「現代の国語」の監修講師として、パンサーの向井慧さんと一緒に出演しています。
2023年4月からは、NHKラジオ第2で「文学国語」を担当します。趣味はムーミン関係で、研究室はムーミン関連書籍とぬいぐるみでいっぱいです。
- Eテレ高校講座「現代の国語」
- https://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/genkoku/
研究テーマ?研究活動
幼児教育と学校教育とを円滑に接続する方法論を研究しています。特に、サークルタイムのような輪になる活動に注目し、国内外の幼稚園?保育所?小学校を訪問して調査研究を進めています。また、教科や領域を横断した汎用的な言語能力についても研究しています。
担当科目
- 基礎演習
- 教科概説「国語」
- 幼児と言葉
- 教科?教材論
- 国語科教育Ⅰ
- 幼小接続教育内容論
- 専門演習
- 特別研究
- 授業づくり実践論(専攻科)
ゼミ紹介

専門演習(3年生)と卒業研究(4年生)の授業がゼミ活動の中心です。毎回、発表者を立て、各自が関心をもっているテーマに基づいてレポート発表を続けています。3月には、信州大学?新潟大学?山梨大学?都留文科大学と合同で卒論発表会を開催します。
卒業研究テーマ例
- オペレッタを活用した幼小接続に関する一考察
- 通常学級における問題行動に対応する非認知的能力:特別支援の観点から見たガイドラインの提案
- 学級内での読書活動と環境構成の研究:リテラチャー?サークルと学級文庫を中心として
- 「読書へのアニマシオン」から見る国語科授業の可能性:「ちいちゃんのかげおくり」を例に
- 前言語期における母子間でのコミュニケーション方法:指さし行動に着目して
- 昔話の残酷性:日本昔話とグリム童話における動物観の比較文化論的研究
- 愛すべき人に嫌悪を感じることは異常なのか:恋人間と親子間における実態から
- 初めての絵本:長野県におけるブックスタート事業を中心に