発達教育課程幼児心理教育専修


石川 洋子教授
専門領域
- 保育学
- 発達心理学
- 幼児教育
自己紹介
仙台市で生まれ育ちました。高校生?大学生時代はテニスや合唱に力を注いでいましたが、心理学やカウンセリングにもとても関心がありました。小さい子どもや保護者の方たちのための仕事がしたくて、幼児教育?保育の世界に入りましたが、私が子どもや保護者の方と接するときの核となっているのは、カウンセリング?マインドだと思っています。
今まで、たくさんの子どもたちや保護者の方と関わってきましたが、その中で得られたことがすべて、今の研究や仕事につながっています。子どもたちを見ていると、いつも「人」とは何だろうということを考えさせられるので、とても面白いです。
自転車に乗ったりキャンプに行ったりするのが好きですが、時に日常と異なる時間や空間の中に身をおくことがいいのではないかと思っています。
研究テーマ?研究活動
- 保育者の保護者対応のあり方について-保育者への質問紙調査をもとに、保護者支援や保護者への関わり方を研究しています。最近は、保育者支援の視点からも考察を進めています。
- 異年齢保育についてー異年齢の子どもどうしの遊びや関わりの様相について、保育所等での観察、聞き取り調査やビデオ撮影の分析を通して研究をしています。
- 子どものふり遊びやごっこ遊びの様相と保育者の関わり方についてー子どもの遊びの観察やビデオ撮影、実習生への質問紙調査等をもとに、ふり遊び等の発達の様相と保育者の関わり方の研究をしています。とくに、0歳~2歳児がとても面白いと感じています。
担当科目
- 保育原理
- 保育の計画と評価
- 保育者論
- 子ども家庭支援論
- 子育て支援
- 保育実地研究Ⅰ?Ⅱ
- 保育内容「人間関係」の指導法
- 保育内容総論
- 保育実習
- 専門演習
- 卒業研究
ゼミ紹介

ゼミでは、子どもの心理や親の心理、親子関係等について考えるために、関連の文献を購読したり、ディスカッションをしながら理解を深めています。また、各自が関心のある文献を読み発表したり、テーマに基づいた質問紙を作成しみんなで結果の分析?検討を行ったりしながら、親子関係や明升体育_明升体育app|官网平台のあり方、保育者?教育者のあり方などを考察しています。各自が関心のあるテーマや問題の切り口は少しずつ異なるのですが、ゼミ生全員のディスカッションを聞いていると、子どもや明升体育_明升体育app|官网平台を考える裾野がとても広がるのを感じ、面白いと思っています。
卒業研究テーマ例
- 子どもの笑顔を作るには ~保育エピソードから笑いの傾向を考察する~
- 子どもの発達と叱り方?褒め方 ~保育エピソードから考える~
- 現代の遊びとこれからの保育者の関わり方 ~遊びが与える影響から考察~
- 「気になる子」にとって理解しやすい援助とは
- 地域とともにある保育実践のあり方
- 児童期における自己肯定感を高める関わり方 ~教育者としての観点から~
- コロナ禍における給食のあり方
- 通常学級における特別支援教育の取り入れ方に関する一考察