9月4日から6日の間、全校で2泊3日の富浦自然学校に行ってきました。昨年度は尾瀬の自然を体験しましたが、今年は千葉県富浦で海の自然と触れ合う貴重な機会となりました。

1日目の道中では、アクアラインの海ほたるに立ち寄り、360度に広がる海の景色に、子どもたちは思わず感動の声を上げていました。今回お世話になる「グランドメルキュール南房総リゾート＆スパ」に到着後は、全員で昼食をとり、いよいよオリエンテーリングへ出発。大望岬自然公園を班ごとに散策しました。浜辺や森林の中で、普段はなかなか目にすることのない自然を発見し、子どもたちは大興奮。高学年が低学年を気遣い、助け合う姿が特に印象的でした。

2日目は、班で過ごす丸一日の活動でした。朝から自分たちで起き、準備を整える忙しい時間が続きましたが、班員同士が協力してスムーズに進めることができました。その後「鴨川シーワールド」では、ショーを観たり、スタンプラリーに挑戦したりと、様々なアクティビティを楽しみました。特にシャチのショーでは、ずぶ濡れになりながらも、海の生き物とのふれあいを大いに楽しみ、子どもたちは大満足でした。

3日目は、慣れ親しんだホテルを後にする日です。お世話になったホテルの方々に感謝の挨拶をし、富浦自然学校の締めくくりとして「木更津金田みたて海岸」で潮干狩りと海苔すき体験を行いました。この体験は本校でも初の試みでした。雄大な海の自然に触れながら、食べ物を手に入れる大変さとその尊さを身をもって学ぶ貴重な時間となりました。潮干狩りでは、砂の中から貝を探し出すのが思った以上に難しかったものの、アサリを見つけたときの喜びはひとしおでした。海苔すき体験では、海苔がどのように作られるのかを学び、普段何気なく食べている海苔が、たくさんの手間と時間をかけて作られていることに気づく良い機会となりました。

この3日間を通して、班長?副班長を中心に培った縦割り班の絆を、今後の学校生活にも活かしていってほしいと思います。