【経営学部セミナー】11/2(火) 「21世紀の経営倫理とコロナ後の就職?キャリア企画」 を開催しました

講師: 八木エドワード先生(慶応ビジネススクール 客員教授/ 元米国商務参事官?領事)
形式: オンライン 2021年11月2日(火曜日) 16時30分~17時30分

 

講師に八木エドワード先生をお招きし、
ご専門の経営倫理の問題や学生に向けて国際社会で活躍するためのアドバイスをいただきました。

講演では倫理学が社会の合意や規範であることから始まって、
そこから始まった社会ルールの範囲や許容される行為について論じました。

はじめに、その例のひとつとして、
死刑制度を廃止した国が増加し,さらにEUなどの国際組織に加入する条件となり、
世界標準になっていく経緯が国際化に伴う基準の統一化と同じ流れであることが紹介されました。
経営倫理も国際化の流れに伴い変化するものであることを分かりやすく伝えていただきました。

次に、集団倫理をコミュニティにおいて守るべきルールという観点から
国際化における様々な交流におけるイベントに基づいてそのルールが変化することを指摘し、
八木先生がご提案されたモデルを使って統合的に論じていただきました。

さらに、倫理に反する行動で職を失った政治家の事例を提示しながら、
法律と倫理(道徳性)が必ずしも一致せず、
その際の社会的罰則が状況によって異なる場合があるなど興味深い事例が示されました。

さいごに、先生のご自身の体験からこれからグローバル社会に歩みだす学生向けに有益なア
ドバイスをいただきました。

なお,参加者は14名(経営学部12名、国際学部1名、学外1名)でした。

経営学部ではこのようなグローバルビジネスに携わる専門家の講演を今後も実施予定です。
詳細につきましては、経営学部ホームページで告知します。

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