髙良 佑樹ゼミ

[ 文化経済学, 計量経済学, 国際経済学 ]

データ分析のプロセスを通じて、社会で活躍できる力を養う

概要?運営方針

本ゼミでは経済データ分析を実行するプロセスを通じて、社会で活躍できる力を養うことを目標とします。

「経済」データ分析というと株価や景気変動などをイメージする方も多いかもしれませんが、実は経済学の分析対象はこれらにとどまりません。著名な経済学者アルフレッド?マーシャルは経済学を「日常生活にて直面する諸問題に関する学問」と定義していますし、最新の研究では教育や結婚、子育てなど、いわゆる「経済」のイメージとは異なる「日常の問題」が多く取り上げられています。よって扱うテーマという括りで見ると、多岐にわたる様々な問題を扱うゼミといえるでしょう。

では何でも自由に出来るかというと、必ずしもそうではありません。テーマ自体は多岐にわたりますが、それらに対してデータ分析で用いられる、ある程度確立された手順に従って分析を行うことになります。したがって本ゼミでは、まずデータ分析手法を共通して学び、そのうえで各人が興味関心のあるテーマに手法を適用しデータ分析を行う、という流れになります。このようなプロセスを経験することで、例えば

  • 自分の持つ考えを整理し、厳密に、客観的に表現する力
  • 考えのコアの部分を取り出し、単純化することで問題の本質を捉える力
  • 自身の考えや仮説を検証するのに必要なデータを探しだす力
  • 乱雑な数値データや文字列データをきれいに整える力
  • データを用いた分析を実行し、仮説を検証する力
  • 得られた結論から背後にあるメカニズムを推測し、今後の意思決定に役立てる力
  • 世の中にあふれているデータ分析の結果を読み解く力

????などなど、多種多様な力が身につきます。これらに共通するのは「社会で活躍するのに必要な力」という点です。これらの力は社会人生活を含む、今後の人生の様々な場面で必ず役立つ力なので、身につけておいて損はないと思います。

皆様のゼミへの参加をお待ちしております。